介護派遣で日払い・週払い・前払いの対応が可能?支払い形式の違いと注意点を解説

介護の派遣は、給料日を待たずに、早くお金を受け取ることが可能な場合があります。大きく分けて日払い・週払い・前払いの3つです。派遣会社によって、柔軟に様々な方法で給与の支払いに対応してくれるケースがあるのです。

ただし、この3つは似ているようで中身が違います。「日払いOK」と書かれていても、すべての求人が対象とは限りません。

この記事では、3つの違いと、対応している介護派遣会社、使う前の注意点、そして自分に合う選び方までをまとめます。早く給料を受け取りたい派遣スタッフの方に向けた内容です。

介護派遣で早く給料を受け取る3つの方法
  • 日払い:働いた1日ごとに受け取る
  • 週払い:1週間分をまとめて受け取る
  • 前払い(前給・速払い):働いた分の一部を給料日前に前倒しで受け取る

まず整理:日払い・週払い・前払いの違い

結論から言うと、日払いと週払いは「給料を受け取るサイクル」の話です。前払いは「働いた分を給料日前に前倒しで受け取る」仕組みです。受け取れる金額や手数料も変わります。

種類 受け取るタイミング 全額もらえる? 手数料
日払い 働いた日ごと 案件により異なる 会社・制度による
週払い 1週間ごと 案件により異なる 会社・制度による
前払い(前給・速払い) 給料日前に申請して前倒し 確定給与の一部(70%程度が上限のことが多い) かかることが多い(1回440円など)

日払いとは

日払いは、働いた1日ごとに給料を受け取れる方式です。単発や短期の仕事と相性がよく、すぐに現金がほしいときに向いています。

注意したいのは、「日払い可」の求人でも、実際は後述の前払いサービスを通して受け取る場合があることです。受け取り方法は会社ごとに確認しましょう。

週払いとは

週払いは、1週間分の給料をまとめて受け取れる方式です。月に何度か収入が入るため、家計のやりくりがしやすくなります。

前払い(前給・速払い)とは

前払いは、月払いを基本にしながら、働いた分の一部を給料日前に受け取れる仕組みです。会社によって前給・速払い・仮払いなど呼び方が異なります。

前払いは借金ではなく、自分がすでに働いた分を給料日前に前倒しで受け取る仕組みです。

多くは確定給与の70%程度が上限で、1回ごとに手数料がかかります。

なぜ派遣でこれができるのか

派遣は、雇用契約を派遣先ではなく派遣会社と結びます。給料を支払うのも派遣会社です。

そのため、日払い・週払い・前払いは派遣会社が用意する福利厚生として提供されます。制度の有無や条件は会社ごとに違います。まずは登録先の派遣会社に確認するのが近道です。

日払いに対応している介護派遣3社

日払いに対応する会社の中から、介護の求人が多い3社を紹介します。いずれも日払いできる求人は一部のことがあるため、登録時に確認しましょう。

キャリア

介護・看護・保育に特化した、全国展開の派遣会社です。給料の支払いを日払い・週払い・月払いから選べるのが特徴で、公式にすべての仕事で選択できるとしています。「今すぐ給料がほしい」という声に応えやすく、日払いを重視する人が最初に検討しやすい会社です。

求人はこちら

コディカル

介護スタッフ専門の派遣会社で、全国に支店があります。会社情報で、給与の週払い・日払いに対応していると案内しています。面接にコディカルの社員が同行するなど就業前のサポートが手厚く、介護が未経験の人にも安心です。対応は支店や案件で変わるため、希望エリアで確認しましょう。

求人はこちら

ブレイブ(マイナビグループ)

マイナビグループの派遣会社で、介護・看護・保育の求人を全国で扱います。基本は月1回払いですが、速払い・日払い・週払いのサービスを用意しています。とくに速払いは1日単位で受け取れ、平日朝8時までの申し込みなら当日15時までに振り込まれます。急な出費に強い会社です。

求人はこちら

週払いに対応している介護派遣3社

1週間ごとに給料を受け取りたい人向けに、週払いに対応する3社を紹介します。

ツクイスタッフ

介護大手ツクイのグループ会社で、全国に拠点があります。専用カードを使って週単位で給料を引き出せる仕組みがあり、週払いを希望する人に向いています。受け取り方の選択肢が多く、腰を据えて長く働きたい人にも合います。

求人はこちら

ウィルオブ・ワーク

介護・保育など幅広い分野で全国展開する大手です。日払い・週払いに対応した求人があり、1週間ごとの受け取りにも対応できます。さらに、給料の一部を給料日前に受け取れる前給制度もあり、受け取り方を柔軟に選べます。求人数が多いのも強みです。

求人はこちら

ブレイブ(マイナビグループ)

マイナビグループのブレイブは、日払いのみならず、週払いサービスにも対応しています。基本の月払いに加えて、1週間ごとにまとめて受け取る使い方もできます。日払い・速払いとあわせて、収入のペースを自分で調整しやすい会社です。

求人はこちら

前払い(前給・速払い)に対応している介護派遣3社

基本は月払いで、急なときだけ前倒しで受け取りたい人には前払い制度が便利です。制度名や条件は会社ごとに異なります。

レバウェル介護(旧きらケア)

介護派遣で利用者を大きく伸ばしている大手です。前払いには「ペイミー」というサービスを使います。毎月4日以上働いて打刻していることが条件で、確定した給料の70%まで、1回1,000円から引き出せます。借金ではなく働いた分の前倒しなので、利息はかかりません。

求人はこちら

スタッフサービス

大手スタッフサービスグループの、医療・介護向けサービスです。給料日前に受け取れる「速払いサービス」があり、最短2日程度で受け取れます。利用には累計35,000円以上働いていることが必要で、1回あたり440円の利用料がかかります。未経験から介護を始める人の受け入れにも積極的です。

求人はこちら

マンパワーグループ

世界規模で事業を展開する、日本でも歴史の長い大手派遣会社です。介護の仕事では、給料の前払い制度を利用できます。給料自体は翌月15日払いですが、必要なときは前倒しで受け取れます。担当営業と地域専任の2名体制でサポートを受けられるのも安心材料です。

求人はこちら

使う前に知っておきたい注意点

早くお金を受け取れるのは便利ですが、思ったより手取りが少なくなることもあります。申し込む前に次の点を確認しましょう。

前払い・日払いを使う前のチェックリスト
  • 受け取れるのは確定給与の70%程度が上限のことが多い(全額ではない)
  • 1日・1回・1か月の上限額や引き出し回数に制限がある
  • 1回440円・500円(税別)などの手数料がかかる
  • 社会保険加入者は、対象外になる期間がある
  • 「日払い可」でも、すべての求人が対象ではない

受け取れるのは「確定給与の70%」が上限のことが多い

前払いや日払い・週払いでは、働いた分の全額を受け取れるとは限りません。多くの会社で、確定給与の70%程度が上限です。

1日・1回・1か月の上限や回数の制限がある

上限額は会社によって差があります。1日5,000円まで、1回30,000円まで、といった制限を設けている会社もあります。

手数料がかかり、アプリや専用カード経由が多い

1回あたり440円や500円(税別)などの手数料がかかることがあります。受け取りは専用アプリや専用カードを使う方式が一般的です。

社会保険に入ると前払いの対象外になる期間がある

社会保険に加入している場合、保険料の充当が終わるまでの期間は前払いの対象外になることがあります。詳しくは各社の案内で確認しましょう。

「日払い可」でもすべての求人が対象ではない

会社が日払いに対応していても、日払いできる求人は一部のことがあります。求人検索の「こだわり条件」で絞り込むと探しやすくなります。

受け取り額のシミュレーション

時給1,500円で8時間働くと、その日の確定給与は12,000円です。前払いの上限が70%なら、受け取れるのは8,400円までです。

ここから手数料440円を引くと、手取りは約7,960円が目安になります。残りは通常の給料日に支払われます。

手数料・上限・手間で比べる

同じ前払いでも、上限額・手数料・申請のしやすさは会社ごとに違います。「いくらまで」「1回いくら」「アプリ操作は簡単か」の3点で比べると選びやすいです。

登録から受け取りまでの流れ

  1. 派遣会社に登録する
  2. 登録面談で「前払いや日払いを使いたい」と最初に伝える
  3. 紹介された職場で就業を開始する
  4. 働いた分を、専用アプリなどから申請する
  5. 指定口座に振り込まれる(当日~翌々日が目安)

前払いは事前登録が必要な会社もあります。使う予定があるなら、登録のタイミングで相談しておくとスムーズです。

まとめ

介護派遣で早く給料を受け取る方法は、日払い・週払い・前払いの3つです。日払い・週払いは受け取るサイクル、前払いは給料日前の前倒しという違いがあります。

多くは確定給与の70%程度が上限で、手数料もかかります。対応は求人によって異なるため、登録先の派遣会社に確認するのが確実です。自分の働き方に合った会社を選び、無理のない範囲で活用しましょう。

日払い、週払い、前払いの介護派遣求人を探したい方はこちら

あわせて読みたい