老人ホームの仕事内容~介護職員と看護職員

投稿日:2015-04-08

老人ホームの仕事内容~介護職員と看護職員

これから高齢化が進む社会で、ますます需要が高まると言われている老人ホーム。「特別養護老人ホーム」や「有料老人ホーム」など高齢者が生活する施設では、どういったスタッフがどのような仕事をしているのでしょうか。

今回は、老人ホームで働く「介護職員」と「看護師」の仕事内容についてご紹介したいと思います。

老人ホームでの介護職員の仕事内容は?

入居者が人生を終える場所となる老人ホーム。その最期のときを迎えるまで、入居者の介助を行うのが介護職員の主な仕事です。

認知症などで要介護認定を受けた方が入所する「特別養護老人ホーム」では、精神的にも肉体的にも常に介護が必要なため、24時間のシフト制で介護職員が勤務しています。

具体的な仕事内容としては、食事や入浴、排泄の介助など、日々の生活に寄り添ったものになります。また入居者が楽しめるようなレクリエーションの企画や実行、事務作業などが仕事内容に含まれる施設もあります。

一方、介護を必要としない高齢者も入居できる「有料老人ホーム」は、施設というよりは入居者の自宅といった意味合いが強いと言えます。そのため、特別養護老人ホームに比べて入居者の自由度が高く、介護職員の肉体的負担が比較的少ないと言われています。

ただし、ホスピタリティを求める入居者が多く、精神的なケアを行う必要があります。また、自室に引きこもりがちな入居者にレクリエーションへの参加を呼び掛けるなど、入居者同士のコミュニケーションが円滑に行われるよう気を配ることも仕事の一つです。

老人ホームでの看護師の仕事内容は?

介護施設に勤務する看護師の主な仕事は、利用者の健康管理です。バイタルチェックや服薬の管理、医師の指示に基づいた応急手当、緊急時に関係者への連絡や救急車に同乗するなどの業務を行います。

ただし、施設の種類によって仕事内容が大きく異なります。入居者100人に対して3人以上の配置が規定されている特別養護老人ホームでは、要介護度4~5という重度の方が多いため、終末を迎えるまで利用者の人生に寄り添った看護が求められます。

老人ホームは24時間体制の施設ですが、看護師の夜勤は少なく、緊急時に施設から連絡が入る夜間待機(夜間オンコール)制の施設でも、介護職員から症状を聞いて電話で指示を出すことが多いようです。容体が急変して病院に搬送する場合は、介護職員が付き添いますので、夜中に施設や病院に駆けつけるといったことは少ないと言えるでしょう。

有料老人ホームの場合も具体的な仕事の内容は同じですが、自立して生活できる利用者と要介護者がいるため、利用者1人1人の状態に合わせた介護やサービスが必要になります。
また利用料金がほかの施設に比べて高い傾向にあり、入居者が希望するサービスのレベルが高いため、よりきめ細かい対応が求められます。

介護職員と看護師の具体的な仕事内容は違っても、それぞれの入居者に合わせた対応が必要という点は共通しています。また、連携して仕事を行わなければなりませんので、互いの立場や担当業務をしっかりと理解することが大切です。

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